拙者は流浪に、また流れるてござる。
43#
剣心
[死を恐れるたど?
幕末の動乱より、生の執着何ぞとうに無い。
なのに...
なぜ死を恐れる。恐れるな!]
剣心の叫び声
[へああああ!]

剣心の一瞬の思い出
[男の子は俺一人だっだし、どうせ親はいないから、命を捨てても守らなきゃって思ったんだ。
心太、心太。あんたは生きることだけ考えて。あんたはまだ小さいから、私たちみたいに自分で生き方を選ぶことはできないの。だから、せめて、生き方を独りで選ぶこと...]
ここで、剣心はなみだをこぼれじゃった。

剣心
[俺は、まだ...]

比古師匠
[そうだ。それでいい。多くの人を切ったお前は己の命すらも軽んじしてしまう。それが時として、心に救った人斬りの心に自分を支配されてしまう。己を犠牲にした人切りの強さを持って、愛しい人や弱い物を守ったところで、所詮連綿と続く時代の一時に過ぎない。生きよう、剣心。]

49#
斉藤一
[惨めだな。戦わずして志志雄に負けたとき、お前は剣を捨てるべきだっだ。己の信念をつらぬけなかった男など、死んても生きていても惨めなものだ。]
...
[貴様という男は、どこまでも容赦しない奴だな。]

50#
剣心
[人斬り抜刀斎として、償い切れない罪を拙者は犯した。だから、これまで、いつ死んでも殺さても構わないと心に秘めてきた。だが、今は、罪に苛まれようと、罰を与えられようと、生きようとする意志は決して捨てぬ!
蒼紫、お前は全てを捨ててきたと言ったが、捨てるなんて、その気になれば、誰にでも出来る。簡単なんだ。お前は剣の上ではこの上なく強くなった。だが、心の上では、見る影もなく、弱くなってしまったんだ。]

浪客剑心るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(1996)

又名:浪客剑心

主演:凉风真世 藤谷美纪 上田祐司 岩男润子 

导演:古桥一浩