解説 : 近田春夫の同名アルバムを手塚眞が脚本化し、日本には珍しいロック・ミュージカルとして映画化しました。80年代東京のストリート・ムーブメント、インディーズ・ミュージック・シーンを色濃く反映させながらも、寓話的でファンタジックな世界を楽しませます。主演のふたりは共にストリートやクラブ・シーンのリーダーとして、多数のフォロワーに慕われています。たくさんの著名人がカメオ出演しているのも見物です。 あらすじ : ライブハウスで人気者のシンゴとカンは、芸能プロ「アトミック・プロモーション」の謎の社長・アトミック南に見出だされ、1週間でスターに仕立て上げられる。いい気になったふたりは無軌道な振る舞いのあげく落ちぶれてしまうが、ふたりのファンで友人だった少女マリモが代わりにスターになる。しかし、裏では彼女を狙う影があった…。In 1985, Makoto Tezuka, the son of manga genius Osamu Tezuka, was still a film student with a few experimental shorts to his credit and who was entrusted with the mission to turn an album by Haruo Chikada into a musical film.