21歳のせつなは健康食品販売会社で働きながら、愛や生きることへの自問を続ける毎日だった。彼女は最近ストーカーにつけられていた。同棲中の恋人純一はせつなを心から愛していると言い、俺が守ると抱きしめた。ある日、せつなが純一と歩いていると母の妙子から電話があった。妙子はせつなと会い、別れた夫が再婚することになったことを話した。少女のせつなが二人を見つめていた。せつなと友人のゆりえが路上販売の仕事で精力剤をアピールし始めると、集まっていた主婦たちは逃げ出した。ゆりえは社長の長倉を罵りやめると言い出した。長倉はせつなを車に乗せると、一緒に死んで欲しいと車を突進させ、寸でのところで停めた。そしてせつなへの思いを口にして強引に迫った。せつなは身を任せようとしたが、不能気味の長倉は立たなかった。少女時代のせつながまた二人を見つめていた…。