日本映画界の将来を担う若手作家の発掘・育成を掲げる「若手映画作家育成プロジェクト(New Directions in Japanese Cinema=ndjc)」の2014年度に製作された作品。図書館職員の星野良助、桑原正紀、中川みくは、それぞれ心に闇を抱え、悪事に手を染めていた。悪いことだとは思っていても、やめることができずにいたある日、図書館利用者の田中さんが産気づき、3人が病院まで搬送することに。そして産まれてきた赤ちゃんを見た3人は、あることを思う。監督・脚本は、これまでに山形国際ムービーフェスティバル、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭など多数の映画祭で受賞経験のある草苅勲。