日本映画・映像振興を目的とした文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト(New Directions in Japanese Cinema=ndjc)」の2012年度に製作された5作品のうちの1本。ミュージシャンとしてメジャーデビューが決まったものの、自信をなくしてしまった優子。幼い頃に歌を歌ってきかせていた弟の翔が、いまでもそのことを大事に思っていると知った彼女は、歌うことの原点を見つめなおす。監督は、TAMA CINEMA FORUM「ある視点」部門入選のミュージカル「街の音、なにがしの唄」、したまちコメディ映画祭入選の短編「おしえて!昭和のワークマン」などを手がけた鈴木研一郎。