明治初期、海のほど近く奥深い山の中、和服の女が縛られ木の枝高くに吊るされている。お父さん・・・その女は近づいた男にそう言った。この二人父の計三(山川三太)と娘の鏡子(青木裕子)は親娘でありながら近親相姦で緊縛の快楽を共にする関係なのだ。この二人が管理する別荘に、東京から計三の息子で書生の泰右(杉田広志)を連れだって、病弱でわがままな令嬢小夜子(高原香都子)が避暑に訪れた。泰右は小夜子の世話役をしているのだ。その夜娘はわざと大輔の前で全裸になり、大輔に目隠しをして着物を脱がせる。そして愛撫を始め、泰右をもてあそんだ。ある日の夜、小夜子は計三と鏡子の秘やかな近親相姦の緊縛の情事を見てしまう。計三もその小夜子の姿を認めた。それからというもの計三は小夜子に大胆な行動を取り始める。淫乱な気のある小夜子も計三の眼が気になるのだった。その日も計三は鏡子を小屋で緊縛し吊るしながら股間に食い込んだ縄を締め上げ、秘部を責め立てた。夜、じっと計三と鏡子を見つめる小夜子。そしてついに小夜子と二人きりになった時、浜辺で計三は小夜子を縛り上げ愛撫する。白い肌を縄縛られ快感に身を震わせる小夜子。その股間に計三の手が伸びる。股間を締め付けられれば締め付けられるほど小夜子は疼いた。そして計三は小夜子を犯すのだった。その日の午後、いつものように目隠しをした泰右が小夜子の行水を手伝っていた。小夜子の肌には縄の跡があった。次の日もまた浜辺で身体を重ねる計三と小夜子。だがその日、計三は剃刀を手にしていた。そして小夜子の恥毛を剃り始めた。午後になって泰右が急に横浜に行かなくてはならないと言う・・・。